出会い系サイトを利用している限り、犯罪に巻き込まれるリスクは常に頭の隅にでも置いておかなければなりません。
サクラが仕掛けてくる詐欺などは、時間の経過とともに手口が巧妙化しているので、十分な警戒が必要であることには変わりがありません。
しかしながら、極端な言い方をすれば、サクラを巡るトラブルによって、命まで取られるといったようなことは、まず考えられません。
それと同様に、再起不能なほどの深い傷を心に背負うということも非常にまれです。
だから出会い系サイトは安全だ、援助交際だろうがなんだろうが好きなだけやればいいというような話をしているわけではありません。
それは分かっていただけるかと思います。
恐ろしいのは、サクラによる詐欺の被害以上に深刻な詐欺が、出会い系サイトを通じて起こりえるということです。
とりわけ、援助交際という特殊なお付き合いのかたちは、トラブルの温床となっている側面が否定できず、本来ならばもっと危険視されてしかるべきものです。
特に女性にとっては、「援助交際は手軽にお小遣いを稼ぐチャンスだ」と捉えられるような節があるかもしれませんが、その考えは非常に危険なので、できるだけ早く捨ててください。
お小遣いを稼ぎたいから、という軽い気持ちで援助交際に手を染め、悲惨なトラブルに巻き込まれる事例が合いつでいます。
アダルトサイトなどを閲覧していると、複数あるビデオのジャンルやタグの中に、「援交・ハメ撮り」といったようなものがあるかと思いますが、あのようなビデオのジャンルを模倣して、女性に乱暴して強姦し、あろうことかその行為の一部始終をビデオで撮影しようと考える輩がいるのです。
言うまでもなくこれは、重罪です。
援助交際に手を染める限り、このようなトラブルに巻き込まれる危険が常にあるのだということを、十分に理解しておいてください。
このようなトラブルが起こりえるということが十分に理解できたうえで、それでもなお小遣い稼ぎの援交が止められないというのであれば、第三者の立場からそれを止めることはできません。
自己責任を持って行動してください。